行き遅れたら相手がショボイので結婚しないって論理は昔からあった
山本周五郎の『夕霧』という小説にこんなセリフがあった
「(自分は24歳で)こんな歳になっては嫁に行くにしても相手はしれている」
要するに24歳の女性は行き遅れだからまともな男と結婚できないということだ。この小説の時代設定はわからないが、24歳で行き遅れとは驚きだ。2023年の現代、24で結婚は早い方だ。時間軸をいつに設定するかにもよるが晩婚化というのはほんとだったんだな。
小説ではこの娘はなくなっている設定で、先立たれた娘に対して嘆きを言う母親のセリフが自分にはグサリと刺さる。
(26歳で亡くなった娘に対して母がこう思う)「二十六という年まで、華やいだことも、浮気めいたこともなく、とうとう、夫婦の味も知らせずにしまったかと思うと、可哀そうで、可哀そうで」
うるせぇなあ😭😭😭 僕に刺さるからやめてください