空きっ腹のブルース

お腹が空いた冬

鉄緑会の英語参考書のまとめ

英語の復習に鉄緑会の参考書を買おうとしたので備忘録としてまとめておく。鉄緑会は東大に受かる人が通う専用の塾である。配布されている資料も質のいいものが多いらしく、英語、数学、化学の3科目が特にいいという評判を聞いた。そこで自分も復習のために市販のものではなく鉄緑会で配られているテキストを買いたいと思った。

鉄緑会のテキストは市販されていないので、メルカリやヤフオクを使ってネット経由で中古のものを買うしかない。しかし、市販されてないゆえ、テキストの中身がわからない。一冊五千円程度するのでなるべく無駄な出費はしたくない。そこで、メルカリで売られている参考書をもとに情報をまとめることにした。なお、どれも中身を読んでないので、出品画像を見ただけの感想なのであまり信じるな。

調査方法はメルカリで「鉄緑会 英語 高3」で検索し、値段の高い順にソートして、資料をまとめ売りしてる人の出品を見た。同じ方法で別の学年、別の科目も調べることができる。

高3向けの英語の参考書一覧

鉄緑会で配られている資料は、以下の6種類がある。

  • 英文法問題集
  • 英作文確認シリーズ
  • 入試英語確認シリーズ(CD付き)
  • 復習シリーズ
  • 入試英語問題集(問題篇、解説篇第1分冊、解説篇第2分冊、CD4枚)(計3冊)
  • 東大英語問題集(問題篇、解説編、CD3枚)(計2冊)

 

英作文確認シリーズ

結論

買う。基礎英作文、表現、英作文構成、テーマ別語法が一冊にまとまった非常にいいテキスト。

目次






 

入試英語確認シリーズ

内容は、英作文と英文解釈が一冊にまとまったものである。販売者によるとこの一冊で英作文基本例文300と英文解釈に必要な高校英文法が復習できるそうだ。

結論

特に買わなくていい。テーマ別の英作文は便利だが、この役割は「英作文確認シリーズ」がになっている。後半部分の英文解釈は文法に応じた例文が書いてあるだけ。これは市販の参考書でも普通に売ってある。実は英作文のパートが気になっていて、本当は買いたい。お金に余裕のある人は買ってみるといいだろう。

目次

 

英作文の内容

見開き1ページに1つテーマがあり、さらに細かい8つほどのテーマの例文と解説がついている。本の後ろには各テーマの例文の和訳が列挙されているので復習もしやすくなって例文暗記をするのに適している。


英文解釈

1つの文法をテーマに複数の例文が書いてあり、その下には和訳と解説がある。解説の内容は薄い。






復習シリーズ

 

英文解釈と英文読解の2種類が掲載されている。解釈は43テーマ、読解は42題掲載されている。英文解釈は下線部和訳が淡々と掲載されており、長文読解は入試問題の過去問を解く形式で、空白を埋めたりitがさす内容を示したりと、The大学入試の問題。意外だったが解説はない。解答は長文の日本語訳と重要単語が書いてあるだけ。ただ、重要単語には市販されている鉄壁英単語の該当する番号が振られているので鉄壁と合わせた学習効果はありそう。

結論

買わない。解説がないのでこれを選ぶ必要はない。鉄壁と対応した長文を読みたい人や、解説はいらないので入試レベルの文章を多読したい人がいれば安いときに買えばいいと思う。

目次

 

 

英文解釈
長文読解

 






入試問題集

 

 


章ごとに

  1. 英文和訳・文法・語法
  2. 文系長文
  3. 理系長文
  4. 補充長文
  5. 英作文
  6. リスニング

が収録されている。

解説はない。解答と単語が

英文に出てきた単語が、市販されている英単語帳とも対応している。なのですでに鉄緑会の英単語を持ってる人が買うと効果が大きいだろう。



結論

買わない。解説が薄いのでわざわざ買う必要がない。

 

 

 

結論

英作文確認シリーズを買うことにした。他のものも買って読んでみたいが、解説が薄すぎる。鉄緑会の資料は授業で使うことが前提で作られているので、詳しい解説は塾で資料を配って板書しながら説明している。そして資料付きのものは5万円近くする。それならわざわざ鉄緑会のものを買わずとも市販の英文読解の本を買えばいいと思う。

 

 

 

 

追記

英作文の教材が欲しければ竹岡広信先生が駿台で配っている「自由英作文のエッセンス」を読むといいのかもしれない。竹岡先生の教材は市販で売っているから買うかどうかは中身確認必須だが。